

幻の蟹とも呼ばれている「どうまん蟹」を食べたことはありますか?漁獲量が非常に少なく、獲れる場所も限定的です。浜名湖は淡水と海水が入り混じっていること、温暖であることなどから、どうまん蟹が過ごしやすく、水揚げされる地域なんです。

夏にはオスが、秋にはメスが多く水揚げされます。メスは内子(甲羅の中にある卵)を持ち、濃厚なミソと共に楽しめます。
蒸したり茹でたりすると、身が真っ赤になり食べられます。身のほうも超濃厚。カニ好きなら、どうまんにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。大きいサイズの蟹なので、数人でシェアするのもおススメですよ。
さて、特徴的な縛り方についても少しお話します。どうまん蟹は写真のように縛ってあります。なぜこのようにしているかわかりますか?
答えは鋭くて大きいハサミです。このハサミで、指などは簡単にちょん切ってしまうのです……。ですので、漁師さんが危なくないように縛っている、ということなんです。
縛り方も水揚げされる漁港によって違います。そういうことに注目してもらっても届いたときの楽しみが増えるかもしれませんね。
地方発送も承っておりますので、ご興味のある方はお電話くださいませ。水揚げされ次第、ご連絡、ご発送いたします。
TEL:053-522-1069
浜名湖では、夏~秋にエビが獲れます。
夏に多いのがクルマエビ。これはほかの地域でもよく食べられているエビですね。
秋口になると徐々にほかのエビも水揚げされるようになってきます。中くらいの大きさがアカアシエビと呼んでいるエビです。こちらはなかなか市場には出回らない、浜名湖周辺特有のエビです。

アカアシエビは身がやわらかいため、茹でて美味しいエビです。ただボイルするだけなのに、いつもとひと味違う上品なエビの旨みが口のなかに広がります。

お店では、佃煮も置いています。
すぐにお召し上がりいただけるこちらも、よかったら手に取ってくださいね。

15センチ以上のサイズの大きなエビをクマエビと呼んでいます。ブラックタイガーに似た大きなエビです。
見栄えがあるので、お客様をお招きしたり、お祝い事をしたりするときにはピッタリの食材だと思います。
大きなエビフライにするのも食べ応えがありますし、生でも、焼いてもおいしいですよ!
それ以外にも小さなエビである、ボソなども水揚げされています。こちらは素揚げ・唐揚げ・かき揚げなどにすると、とても香ばしいですよ。

